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グループホーム PAO Personal Assistance Organization

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PAOのセラピーについて


管理者からのごあいさつ

「あら、いらっしゃい。お茶をいれるからたまにはゆっくり飲んでいけば?」と、私がフロアにお邪魔するとお茶を入れてくれる方がいます。お茶の道具をあれとこれと思い出しながら食器棚から出して、震える手で急須にお茶葉を入れてお湯を入れて、「はい、どうぞ」。「ありがとう。せっかくだからお茶菓子も・・・」とずうずうしくお願いすると、「なにかあったかしら」とまた食器棚を探し出します。
この方にとってはすっかりPAO経堂が我が家になっているようです。「誰かが喜んでくれる。それだけでがんばる力が湧いてくるのよ。」素敵な笑顔で話してくださいます。
グループホームは利用者の方に何もさせず、上げ膳据え膳のお世話をされるところではありません、自分の暮らしをできるだけご自身の力で創っていただく場です。
私たちは、「人に迷惑をかけたくない」「自分のことは自分でやりたい」というご自身の気持ちを大切にし、認知症になっても「こうありたい自分」をしっかり持っていただきながら、少しでもご自分の望む暮らしができるようにお手伝いする場でありたいと考えております。

PAO経堂 管理者 森祐子